タイ旅行に行く予定だけど、「電化製品ってそのまま使えるの?」「変圧器って必要なの?」と不安に思っていませんか?この記事では、タイの電圧事情や変圧器の選び方、ダイソーで揃う旅行グッズの活用法まで、旅先で困らないための電源準備、今のうちにしっかりチェックしておきましょう!
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タイで使える電化製品と電圧の違いに注意!
タイの電圧とコンセントの種類とは?
タイの電圧は220V、周波数は50Hzです。これは日本の100V/50Hzまたは60Hzとは大きく異なります。そのため、日本の電化製品をタイで使う際には注意が必要です。特に高出力の家電製品(ドライヤーや電気ポットなど)を使う場合は、変圧器がないと壊れる危険があります。
また、タイのコンセントの形は「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」「BFタイプ」など多様ですが、日本と同じAタイプも多く見られるため、プラグ自体がそのまま差せるケースも多いです。ただし、奥行きが深くて刺さらないことや、ゆるくて接触が不安定なこともあるため、変換プラグがあると安心です。
ホテルやゲストハウスによっては複数のタイプのコンセントが備わっていることもありますが、すべての場所で対応しているとは限りません。事前に宿泊先に確認するか、マルチ変換プラグを用意しておくのがベストです。
安全のためにも、タイの電圧220Vに対応していない機器はそのまま使わないようにしましょう。変圧器や変換プラグの準備は、快適な旅の第一歩です。
日本の電化製品はそのまま使える?
日本の電化製品をタイで使えるかどうかは、製品の「対応電圧」がポイントになります。最近のスマホの充電器やノートパソコンのアダプターなど、多くの製品は「100V~240V対応」となっており、そのまま海外でも使える仕様になっています。これらは「マルチボルテージ対応」と呼ばれ、変圧器なしでも安心して使用可能です。
しかし、すべての家電製品がこのような仕様ではありません。たとえば日本のドライヤーや電気シェーバー、炊飯器などは「100V専用」となっていることが多く、そのまま220Vのタイで使用すると、機器が焼けたりショートしたりするリスクがあります。このような製品には必ず変圧器が必要です。
使用前には、必ず製品のアダプターやラベルをチェックしてください。「INPUT: 100-240V」と書かれていれば、変圧器なしでOKです。一方、「100Vのみ」と書かれている場合は、変圧器が必須です。
なお、熱を発する製品(ドライヤー、アイロンなど)は消費電力が大きいため、対応した変圧器も大型で重くなる傾向があります。旅行には不向きな場合もあるため、現地で安価なものを購入するという選択肢も検討してみましょう。
安全に使うためにも、変圧器の要否は必ず事前に確認を。旅先でのトラブルを防ぐ第一歩です。
周波数の違いは問題ないの?
日本では地域によって周波数が異なり、東日本は50Hz、西日本は60Hzです。一方、タイは全国で50Hzが使われています。この周波数の違いが問題になるのは、一部の電気製品だけです。
基本的に、最近の電化製品は周波数50Hzでも60Hzでも使える「50/60Hz共用」になっているため、多くの場合は気にしなくて大丈夫です。スマートフォンの充電器、ノートパソコン、電気シェーバーなどは周波数の違いによる影響をほとんど受けません。
しかし、アナログ時計付きの家電(古い電子レンジ、目覚まし時計など)や、モーター駆動型の製品(扇風機、洗濯機など)は、周波数の違いで動作が不安定になったり、正確な時間を保てなかったりすることがあります。特に古い製品を使う場合は要注意です。
ただし、一般的な旅行で持ち歩くような製品では問題になるケースはかなり少ないので、過度に心配する必要はありません。とはいえ、持っていく電化製品が周波数50Hz対応か確認しておくと安心です。
スマホやノートPCは変圧器なしでOK?
多くの人が旅行で使うスマートフォンやノートパソコン、タブレットなどの電子機器は、基本的に変圧器なしで使用可能です。これらの製品のアダプターは、100Vから240Vの電圧に対応しているのが一般的です。
充電器やACアダプターのラベルを見ると「Input: 100-240V 50/60Hz」と表記されていることが多く、この場合はそのままタイの220Vに接続しても問題ありません。実際、海外旅行者の多くが変圧器を持たずにスマホを充電しています。
注意したいのは、変圧器よりも「変換プラグ」の方です。タイのコンセントはAタイプ、Cタイプ、BFタイプなどが混在しており、日本のプラグがそのまま刺さらないこともあります。そのため、マルチタイプの変換プラグを1つ持っていくと安心です。
また、複数のデバイスを同時に充電したい場合は、USBポートが複数ついた充電器を用意すると便利です。最近ではGaN(窒化ガリウム)採用のコンパクトな高出力充電器も登場しており、旅行にぴったりです。
スマホやノートPCは海外でも安心して使えますが、万が一の故障を防ぐためにも、アダプターの仕様確認は忘れずに行いましょう。
変圧器が必要な製品の見分け方
変圧器が必要かどうかを判断するには、まず「製品の対応電圧」をチェックすることが重要です。製品の本体、電源コード、または説明書に書かれている「INPUT」の表示を確認してください。
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INPUT: 100Vのみ → タイでは変圧器が必要
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INPUT: 100-240V → 変圧器なしでOK
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INPUT: AC100V 50/60Hz → 変圧器が必要
また、見落としがちなのが「消費電力(W数)」です。変圧器には「最大消費電力」の制限があり、それを超えると変圧器自体が壊れたり、火災の原因になったりします。たとえば、ドライヤーは1000W以上あるものが多く、一般的な小型変圧器では対応できません。
以下の表に、変圧器が必要かどうかの目安をまとめました:
製品カテゴリ | 変圧器の要否 | 理由 |
---|---|---|
スマホ充電器 | 不要 | 100-240V対応が主流 |
ノートPC | 不要 | 100-240V対応が主流 |
電気シェーバー | 製品による | 100V専用なら必要 |
ドライヤー | 必要 | 高出力で100V専用が多い |
炊飯器 | 必要 | 100V専用が多く、高出力 |
変圧器が必要な製品を持って行く場合は、変圧器の対応W数も必ず確認しましょう。安心して使うために、余裕のあるスペックのものを選ぶことが大切です。
ダイソーで買える変圧器や便利アイテムは?
ダイソーで売っている海外対応グッズ
ダイソーでは、海外旅行に便利なアイテムが多数取り揃えられています。特に人気なのが「海外対応変換プラグ」です。これは国ごとに異なるプラグ形状に合わせて、日本の電源プラグを変換するためのアイテムで、100円〜300円(税抜)で手に入ります。
たとえば、「AタイプからCタイプへ」「AタイプからBFタイプへ」など、タイのコンセントに対応した変換プラグも販売されています。さらに最近は「マルチタイプ」の変換プラグもあり、これ一つで世界中の多くの国に対応可能な優れものです。
また、USB充電器やモバイルバッテリー、ケーブル類、ケーブル収納ケースなどの周辺アイテムもダイソーで揃います。旅先で役立つミニ三脚やスマホスタンド、ポータブル加湿器などもあり、旅行準備に便利なショップとして注目されています。
ただし、変圧器に関しては、基本的にダイソーでは取り扱いがありません。電圧を変換する装置は技術的に高価で、100円ショップでは扱いづらいため、家電量販店やAmazonなどでの購入が一般的です。
ダイソーで揃うのは「形を変える」変換プラグや小型ガジェット中心。電圧を変える「変圧器」は別途用意が必要という点を押さえておきましょう。
ダイソーの変圧器のスペックとは?
実は、2024年現在、ダイソーでは「変圧器そのもの」は基本的に取り扱いがありません。理由は、変圧器が構造的に複雑で高コストな製品であるため、100円ショップの価格帯では提供が難しいからです。
一方で、「変圧器」と間違いやすいのが「変換プラグ」です。ダイソーではAタイプ、Cタイプ、Oタイプ、BFタイプなど各国のコンセントに対応した変換プラグが100〜300円で販売されています。これらはプラグの形状を合わせるだけで、電圧自体はそのまま流れます。つまり、電圧を変えたい場合には使えません。
たとえば、日本の100V専用のドライヤーをタイ(220V)で使うためには、変圧器が必須ですが、ダイソーの変換プラグでは対応できません。誤って使ってしまうと、電化製品が壊れたり、最悪の場合は発火の恐れもあります。
また、「USB電源タップ」や「海外対応マルチアダプター」など、旅行向けの電源周辺グッズは充実していますが、それも変圧機能は付いていないことがほとんどです。パッケージに「電圧を変える機能はありません」と明記されているものが多いので、必ず確認しましょう。
結論として、変圧器はダイソーでは販売されていないため、必要な場合は家電量販店や専門通販サイトでしっかりした製品を選ぶことが大切です。
変換プラグと変圧器の違い
旅行の準備をしていると、「変換プラグ」と「変圧器」の違いがわからず混乱する人も多いです。ここではその違いを明確にしておきましょう。
まず「変換プラグ」は、コンセントの形状だけを変える道具です。日本の電源プラグ(Aタイプ)を、タイのコンセント(CタイプやBFタイプなど)に差し込めるようにするものです。つまり、電圧はそのままで形状だけを合わせるツールです。
一方「変圧器」は、電圧そのものを変換する装置です。たとえば、日本の100Vの電化製品をタイの220Vで使いたいとき、220V → 100Vに電圧を下げてくれるのが変圧器です。
以下のように役割がまったく違います:
製品 | 機能 | 必要なケース例 |
---|---|---|
変換プラグ | プラグの形状を変える | 日本の充電器をタイのC型に差す |
変圧器 | 電圧を変える(220V→100V) | ドライヤーをタイで使う |
旅行者がよく間違えるのは、「変換プラグだけで日本のドライヤーが使える」と思ってしまうことです。これは非常に危険です。必ず、自分が持っていく電化製品が何に対応しているのかを確認し、それに応じて「変圧器」も準備するようにしましょう。
ダイソー以外で変圧器を買うならどこ?
変圧器はダイソーでは手に入りませんが、信頼できる場所で購入すれば、安全に海外で日本の電化製品を使えます。以下のような購入先があります:
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家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラ、ヤマダ電機など)
店員に相談できる安心感があり、初心者にもおすすめ。旅行用品コーナーで扱っていることが多いです。 -
ネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)
商品数が豊富で、口コミやレビューを参考に選べます。海外旅行用の小型変圧器も多数あります。 -
空港内のトラベルショップ
成田空港や関西国際空港などの出国ロビー内には、海外用電源グッズが揃う専門店もあります。出発前に急いで買いたい場合に便利です。 -
海外旅行専門店(東急ハンズ、ロフトなど)
旅行用グッズのコーナーが充実しており、品質にも定評があります。変圧器以外の便利グッズも同時に探せます。
購入時のポイントは、「最大消費電力(W)」と「対応する国の電圧(220V)」をしっかり確認すること。高出力機器を使うなら、1000W以上対応のモデルを選びましょう。信頼性の高い日本メーカー製の変圧器がおすすめです。
ダイソーグッズで足りるケースと注意点
結論から言うと、タイ旅行において、スマホやノートPCなど限られた機器だけを使うなら、ダイソーのグッズだけでも十分対応可能です。変換プラグさえあれば、マルチ電圧対応機器は問題なく充電できます。
しかし、注意したいのは以下のポイントです:
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ドライヤーやヘアアイロンなど高出力機器には変圧器が必要
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ダイソーのUSB充電器は出力が低めなものもあり、急速充電ができないことも
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プラグの緩さや接触不良のリスクがあるため、旅行中に使う回数が多いなら高品質な製品の方が安心
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タイの一部の古いホテルでは、コンセントの形が合わないことがあるので、マルチ対応プラグが便利
つまり、ダイソーは「最低限のアイテムを揃える場所」として非常に便利ですが、機器によっては「変圧器」「高品質なUSB充電器」など、他の専門店のアイテムと併用することで、さらに快適な旅を実現できます。
タイ現地で変圧器は手に入る?価格と品質は?
タイの家電量販店やショッピングモール
タイでは変圧器を現地で購入することも可能です。特にバンコクなどの都市部には、多くの家電量販店があり、外国人旅行者にも利用しやすい環境が整っています。代表的な店舗としては以下のようなところがあります:
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Power Buy(パワーバイ)
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HomePro(ホームプロ)
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BIG C(ビッグC)
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TESCO Lotus(テスコ・ロータス)
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MBKセンター(マーブンクロンセンター)内の電化製品売り場
これらの店舗では、タイ国内向けに220V→110Vの変圧器(ステップダウン型)が販売されています。英語対応の店員がいる場合もあり、観光客でも比較的スムーズに購入可能です。
ただし、旅行中にあちこち探し回るのは時間と労力がかかるため、現地調達を前提にするよりも、日本で準備していく方が安心です。あくまで「緊急時の手段」として考えるのが良いでしょう。
ローカル市場やオンラインで買える?
ローカル市場や個人経営の電気屋さんでも変圧器を見かけることはありますが、言葉の壁や品質の差が大きいため、旅行者にはややハードルが高いです。製品の仕様がすべてタイ語表記のみということも多く、間違った仕様のものを購入してしまうリスクもあります。
また、タイ国内のオンラインショッピングサイト(例:Lazada、Shopee)でも変圧器は販売されていますが、海外旅行中にオンラインで注文し、ホテルまで届くのを待つのは現実的ではありません。
そのため、現地でのオンライン購入もあくまで最終手段と考え、できる限り日本で用意しておくことをおすすめします。
タイの変圧器の価格帯と品質
タイの変圧器の価格は、出力容量とブランドによって大きく異なります。小型で低出力(100W程度)のものなら300〜500バーツ(約1,200〜2,000円)ほどから購入可能です。一方で、高出力(1000W以上)の製品は1,000〜2,500バーツ(約4,000〜10,000円)程度になります。
ただし、安価な製品は品質が安定していない場合も多く、熱くなりすぎたり、ノイズが発生したりすることがあります。安全性や信頼性を重視するなら、日本メーカー製または信頼性のある国際ブランドの製品を選ぶことが重要です。
品質の良い変圧器には以下のような特徴があります:
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過電流保護機能付き
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放熱性に優れた設計
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定格表示が明確
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電圧切替が自動またはスイッチで可能
安全を優先するなら、安さだけで選ばないようにしましょう。
現地で買う場合の注意ポイント
もしやむを得ずタイで変圧器を購入する場合、次のポイントを確認しましょう:
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ステップダウン式かどうか(220V→100V)
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最大対応W数(使用機器の消費電力を超えるものを選ぶ)
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プラグ形状(日本のAタイプに対応しているか)
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保証の有無(店舗によっては返品・交換できない場合も)
また、説明書が英語もしくは図解されていない場合は、使用方法が分かりづらいこともあるため注意が必要です。可能であれば、ホテルのスタッフに相談してみるのも良いでしょう。
修理や保証について
タイで購入した変圧器は、基本的に保証がついていないことが多く、初期不良でも返品・交換ができないケースがほとんどです。特にローカルショップや市場で買った場合は、レシートも発行されないこともあります。
また、旅行者にとっては滞在期間が限られているため、万が一の修理や返品手続きが困難です。使用中に故障した場合も、日本に持ち帰って修理することはできないので、破損してもあきらめるしかないことがほとんどです。
以上の理由から、変圧器は現地での調達よりも、日本国内で信頼できる製品を事前に準備していく方がベストです。安心・安全な旅行のために、しっかりとした備えをしておきましょう。
タイ旅行に必要な電源アイテムをチェック!
絶対に持っていきたいアイテムとは?
タイ旅行に行く際には、スマートフォンやカメラ、ノートパソコンなど電気機器を使うことが多くなるため、電源周りの準備は非常に大切です。ここでは、多くの旅行者に共通して「持って行ってよかった!」と言われる必須アイテムを紹介します。
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変換プラグ(マルチタイプ)
タイのコンセントはCタイプ、BFタイプ、B3タイプなど混在しているため、Aタイプの日本プラグがそのまま使えないことも。マルチ対応型の変換プラグが1つあると、どの部屋でも対応できて安心です。 -
USB充電ポート付きACアダプター
1つのコンセントで複数台のデバイスを同時充電できるアイテムは便利です。特に友達や家族と一緒に旅行する場合は重宝します。 -
モバイルバッテリー
外出先で充電が切れて困ることのないよう、容量の大きいモバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。10000mAh以上のものであれば、スマホを2〜3回フル充電できます。 -
延長コード(小型)
ホテルの部屋によっては、コンセントの位置が使いづらい場合があります。延長コードがあれば、ベッドサイドでも快適に充電が可能です。 -
変圧器(必要な場合のみ)
100V専用のドライヤーやシェーバーを持って行く人は、必ず変圧器も持参しましょう。対応W数や仕様を事前に確認して選びましょう。
これらを準備しておけば、電源トラブルに悩まされることなく、快適に滞在を楽しむことができます。
100V専用の機器を持っていくなら?
100V専用の家電製品をタイで使う場合は、必ず**ステップダウン式変圧器(220V→100V)**が必要です。日本の家電製品は基本的に100Vで設計されているため、220Vの電圧がそのまま流れるとショートや故障の原因になります。
特に注意が必要なのは以下のような製品です:
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ヘアドライヤー
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ヘアアイロン
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炊飯器
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電気ケトル
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一部のシェーバー
これらは消費電力が高く(500W〜1500W)、高出力の変圧器でないと対応できません。変圧器を選ぶ際は、使用する機器の消費電力よりも1.5倍以上の出力を持つ製品を選ぶのが安全です。例えば、1000Wのドライヤーを使いたい場合、1500W対応の変圧器が必要になります。
また、熱を出すタイプの製品(ヘアアイロン、ドライヤーなど)は特に相性がシビアです。小型の変圧器では対応しきれず、使用中に停止することもあります。そのため、現地のホテルで備え付けのものを使うか、海外対応製品(100V〜240V)をあらかじめ日本で購入しておくという選択肢もおすすめです。
壊れるリスクがある以上、思い出の品や高価な家電を海外に持ち出すのはリスクがあります。旅先でのトラブルを避けるためにも、持っていく機器の電圧と出力をしっかり確認し、必要に応じて高品質な変圧器を準備することが大切です。
モバイルバッテリーやUSB充電器の注意点
タイ旅行に限らず、モバイルバッテリーやUSB充電器は今や旅行の必須アイテムですが、いくつか注意点があります。
まず、モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める容量に制限があります。多くの航空会社では、100Wh(ワットアワー)未満のモバイルバッテリーであれば持ち込み可能です。mAh(ミリアンペアアワー)で表示されている場合は、「Wh = mAh ÷ 1000 × 電圧(V)」で換算できます。たとえば、10000mAhのバッテリー(3.7V)であれば約37Whなので問題ありません。
次に、USB充電器を選ぶ際には出力(W数)をチェックしましょう。スマホだけなら5Wでも十分ですが、タブレットやノートPCを充電したい場合は20W〜65Wの高出力タイプが便利です。最近では「USB-C PD(Power Delivery)」対応の急速充電器が増えており、1台で複数の機器を高速で充電できます。
また、プラグ形状にも注意が必要です。日本で使えるUSB充電器でも、タイのコンセント形状に対応していない場合、変換プラグが別途必要になります。
最後に、USBケーブルは複数本持って行くと安心です。予備があれば、紛失や断線にも対応できます。ケーブルをまとめる収納ケースもダイソーなどで安く手に入ります。
おすすめの変換プラグセット
変換プラグは旅先での充電や電化製品使用に不可欠ですが、どの国にも対応できる「マルチタイプ」のセットを持っておくと非常に便利です。特におすすめなのが以下のような商品タイプです:
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マルチ変換プラグ(全世界対応タイプ)
世界中の100カ国以上に対応し、スライド式でプラグを切り替えられるタイプ。USBポート付きのモデルもあり、1台でスマホ充電も可能。 -
プラグ変換+USB充電器一体型
ACプラグに加えてUSB-AやUSB-Cポートも搭載し、コンセント1つで複数デバイスの同時充電が可能。 -
折りたたみ式で軽量タイプ
荷物が多くなりがちな旅行では、コンパクトに収納できるモデルが重宝します。
以下は比較表です:
製品名 | 特徴 | 対応プラグ | USBポート数 | 重量 |
---|---|---|---|---|
マルチアダプターPro | 全世界対応・スライド式 | A/C/BF/O他 | 2〜4 | 約150g |
Anker PowerPort III | USB急速充電対応 | A/C対応 | 2(USB-C) | 約130g |
ELECOM 海外用変換プラグ | シンプルな変換 | A/C/BF他 | なし | 約100g |
旅先での電源ストレスを減らすためにも、信頼性が高く、安全性に優れた製品を選びましょう。海外対応の安全規格(CEマークなど)が付いているとより安心です。
軽量・多機能グッズで荷物を減らそう
旅行中はなるべく荷物を軽く、かつ便利なグッズで効率的に過ごしたいもの。そこで、電源周りでおすすめの「軽量&多機能」グッズをご紹介します。
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USBポート付き電源タップ:1つのコンセントからAC×1+USB×2を同時に使える優れもの。これ1つで家族全員のスマホを充電可能。
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ケーブル一体型モバイルバッテリー:Type-CやLightningが本体に内蔵されていてケーブル忘れを防げます。
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収納式充電ケーブル:リール式や巻き取り式でケーブルの絡まりを防ぎ、コンパクトに持ち運び可能。
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折りたたみ式変換プラグ:ポケットにも入るサイズで持ち運びに最適。
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3in1ケーブル:USB-A、USB-C、Lightningに対応した1本3役の充電ケーブル。
これらをうまく組み合わせれば、大きな変圧器を持たずに済み、旅行の荷物をぐっと減らせます。海外旅行において、軽くて使い勝手の良い電源周りの工夫は、旅を快適にする大きなポイントです。
実際の旅行者の声:変圧器は必要だった?
変圧器があって助かった体験談
実際にタイを訪れた日本人旅行者の中には、「変圧器を持って行って本当によかった!」という声が多く聞かれます。特にドライヤーやヘアアイロンを日常的に使う方にとっては、変圧器の存在は重要です。
ある女性の旅行者は、普段使っている高性能なヘアアイロンを持参し、タイのホテルで使ったところ、変圧器を通さずに使ってしまい、スイッチを入れた瞬間に煙が上がって故障。翌日、現地の市場で代替品を探す羽目になったそうです。
その失敗を踏まえた別の旅行では、1000W対応の変圧器をしっかり準備し、お気に入りのヘアアイロンを問題なく使えたと話していました。「変圧器がなかったら、髪型ボロボロのまま観光することになっていた」と笑っていました。
また、シェーバーや電動歯ブラシなど、普段から使っている小型機器をタイで使いたい人にとっても変圧器はありがたい存在です。ホテルによっては電圧表示がないところもあるため、安心して使える手段として持参しておくと便利です。
逆に変圧器を持っていって後悔した話
一方で、「変圧器は持って行ったけど、結局使わなかった」という声もあります。多くの場合、これはスマートフォン、ノートPC、カメラなどのマルチボルテージ対応機器しか使わなかったためです。
特に近年はほとんどの電子機器が100〜240V対応になっており、充電器も軽量でコンパクト。そのため、重たくてかさばる変圧器をスーツケースに入れて持って行ったことを後悔する人も。
「持って行く機器がすべて海外対応だったので、変圧器の出番がなかった」「持ち歩くのに重たくて邪魔だった」との声もあり、機器の仕様を事前に確認しておけばよかったという反省も多く聞かれます。
このような声から、変圧器を持っていくかどうかは、使いたい機器に応じて判断することが大切だとわかります。持っていく機器が100V専用かどうかを事前に確認し、必要であれば軽量なものを選ぶのがベストです。
現地のホテルのコンセント事情
タイのホテルでは、コンセントのタイプがホテルごとに異なり、**Aタイプ(日本と同じ)やCタイプ(ヨーロッパ型)、BFタイプ(イギリス型)**が混在しています。一部の高級ホテルでは「ユニバーサルタイプ」のコンセントを採用しており、どのプラグでもそのまま差し込めるようになっているところもあります。
しかし、ローカルなゲストハウスや安価な宿泊施設では、Aタイプがまったく使えない場合もあります。そのため、変換プラグは必須アイテムです。
また、部屋に1〜2口しかコンセントがないことも多く、複数の機器を同時に充電したい場合はUSB付きの電源タップやマルチチャージャーが活躍します。電源周りの環境が日本ほど整っていないことを前提に準備しておくと、現地でのストレスを避けられます。
スマホやカメラの充電で困ったこと
スマートフォンやカメラは旅行中に最も頻繁に使う電子機器の一つですが、充電に関するトラブルも少なくありません。タイの一部地域では電圧が不安定で、一時的に電源が落ちたり、電圧が高くなったりすることもあります。
ある旅行者は、コンビニで買った安価なUSB充電器を使ったところ、スマホの充電が異常に遅くなり、最悪の場合バッテリーにダメージがあったとのこと。日本製の高品質なUSBアダプターを使っていた旅行者は、まったく問題なく充電できたと話していました。
また、ホテルによってはベッドサイドにコンセントがなく、スマホを枕元で充電できないケースもあります。このようなときに延長コードがあると非常に便利です。
特にカメラのバッテリー充電器はコンセントが必須なので、形状が合わないと使えません。旅行先で使いたいすべての機器について、**「電圧」「コンセント形状」「USB出力」**の3点をチェックして準備しておきましょう。
SNSでのリアルな口コミまとめ
旅行前に情報収集をする際、SNSはリアルな声を知る上で非常に便利なツールです。実際にタイを訪れた人たちの口コミには、以下のような共通点が見られました:
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「スマホやPCは変圧器なしで使えたけど、ヘアアイロンは現地で壊れた」
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「ダイソーの変換プラグだけで十分だった」
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「ホテルのコンセントの形が特殊で刺さらなかった」
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「USB付き電源タップが大活躍した」
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「重たい変圧器を持って行って後悔した」
このような実体験から学べることは非常に多く、自分の旅行スタイルにあった電源準備ができるようになります。SNSでの情報収集は、ハッシュタグ「#タイ旅行」「#海外電源」「#変圧器必要」などで検索してみると、具体的なアイテムや使い方が見つかることもあります。
【まとめ】タイ旅行の電源準備は「確認」がカギ!
タイ旅行での電源問題は、事前の情報確認と準備でほぼ完全に防げます。電圧やコンセントの形が日本と異なるタイでは、対応電圧の確認と、変換プラグの準備が重要です。
スマホやノートPCなどの多くの現代デバイスは100〜240V対応のため、基本的には変圧器は不要です。ただし、ドライヤーやヘアアイロンなど高出力の100V専用機器は、変圧器なしでは使用できません。誤って使ってしまうと壊れる可能性もあるため、使用前に必ず「INPUT」の表記を確認しましょう。
変圧器はダイソーでは販売されていませんが、変換プラグやUSB充電器などの旅行向け電源グッズは豊富に揃っています。旅のスタイルや持参する機器に合わせて、ダイソーや家電量販店、ネット通販をうまく使い分けるのがコツです。
現地のホテルではコンセントの種類にばらつきがあるため、マルチタイプの変換プラグはマストアイテム。さらに、USBポート付き電源タップやモバイルバッテリーもあると安心です。
旅行者のリアルな声からも、「準備してよかった!」「変圧器があれば安心だった」といった意見が多数見られました。タイ旅行を快適に楽しむためには、電源アイテムの事前準備が何よりの安心材料です。