新幹線や特急列車のグリーン車を予約するとき、「向かい合わせの座席ってどんな感じなんだろう?」と気になったことはありませんか?
家族や友人と一緒に移動するなら、向かい合わせ席は移動時間をさらに楽しくしてくれる最高の選択肢です。しかし、一方で「知らない人と向かい合わせになったら気まずいかも…」と心配になる人も少なくありません。
この記事では、グリーン車の向かい合わせ席の基本情報から、メリット・デメリット、予約方法、快適に過ごすコツまで、たっぷり詳しく解説します!
これを読めば、あなたもきっと、自信を持って座席を選べるようになりますよ!
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グリーン車の「向かい合わせ」ってどんな座席?
向かい合わせ座席の基本構造とは
グリーン車の「向かい合わせ座席」とは、2人掛けの座席同士が向かい合って配置されているスタイルのことを指します。新幹線や特急列車の一部では、座席の向きを手動または自動で回転させて、前後の座席と向かい合わせにすることが可能です。この向かい合わせは、いわゆる「ボックス席」に似た形で、4人で1つの空間を共有することができます。
このタイプの座席は、友人や家族、ビジネス仲間などで一緒に乗車する場合に便利で、対面で会話ができることから人気があります。特に長距離移動の際は、正面に座ることで自然な会話が生まれ、移動時間が楽しいひとときに変わるという魅力があります。
ただし、すべてのグリーン車に向かい合わせ機能があるわけではありません。新幹線の場合、「東海道・山陽新幹線」のN700系では自由に回転できる構造になっており、「E5系」「E7系」などの東北・北陸新幹線では一部固定座席になっていることもあります。事前にどの車両タイプかを確認しておくと安心です。
また、向かい合わせにするためには座席回転の操作が必要なケースもあるため、乗車後すぐに行うようにしましょう。他のお客さんがいる場合は一声かける配慮も大切です。
どの路線・車両に向かい合わせがある?
向かい合わせにできるグリーン車は、主に以下の路線や車両で見られます。
路線名 | 車両タイプ | 向かい合わせ可否 |
---|---|---|
東海道・山陽新幹線 | N700系 | ◯(回転式) |
東北新幹線 | E5系・E6系 | △(一部固定) |
北陸新幹線 | E7系・W7系 | △(一部固定) |
特急サンダーバード | 683系 | ◯(回転式) |
特急しなの | 383系 | ◯(回転式) |
向かい合わせ可能な座席は、車両の中央付近や両端に多く設定されていることが多いため、予約の際にそのあたりを意識すると希望の座席が取りやすくなります。
また、繁忙期や大型連休中は、向かい合わせでまとまった席を確保するのが難しいこともあるため、早めの予約が重要です。
向かい合わせ席の指定方法
向かい合わせ席を指定するには、予約時に座席表をよく確認することがポイントです。オンライン予約サービス「えきねっと」や「スマートEX」では、座席表から直接位置を選べる機能があります。4席をまとめて押さえる場合は、中央ブロックの左右に並んだ「AB・CD席」などを選ぶのがおすすめです。
窓口で予約する際には「向かい合わせにしたい」と伝えれば、スタッフが座席を回転できる車両か確認してくれた上で、最適な席を案内してくれます。
なお、車両によっては車端部(端っこの席)に向かい合わせの設定ができない場合もあるため、中央寄りの席を希望することを忘れずに。
向かい合わせとボックス席の違い
「向かい合わせ席」と「ボックス席」は似ているようで、いくつか違いがあります。ボックス席はローカル列車や一部の特急列車に多く見られる、完全に固定されたテーブル付きの4人用座席です。それに対して、グリーン車の向かい合わせは通常の2列席を回転させて対面にしているため、柔軟性があります。
また、ボックス席はテーブルが中央にある場合が多いですが、グリーン車では各座席に個別のテーブルが付いていることもあります。そのため、食事やパソコン作業をする際にも使いやすく、快適性に優れている点が魅力です。
向かい合わせ席を使うシチュエーション例
向かい合わせ席は、以下のようなシーンで特に便利です。
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家族旅行でおしゃべりしながら移動したいとき
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小さな子どもを見守りながらの乗車
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友人同士の旅で盛り上がりたいとき
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ビジネスチームで資料確認しながら移動
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親族の集まりで一緒に移動するとき
特に長距離路線での移動中に対面で会話ができるのは大きなメリットです。移動そのものが「旅の一部」として楽しい時間になります。
向かい合わせ席のメリットとデメリット
家族やグループ旅行に最適な理由
向かい合わせの席は、家族やグループ旅行の際にとても便利です。特にお互いの顔を見ながら会話ができるため、移動中も楽しくコミュニケーションを取りやすいのが大きな魅力です。小さなお子様連れのご家族にとっては、子どもが目の届く範囲にいることで安心感がありますし、何かあってもすぐに対応できます。
また、グリーン車は静かで快適な空間が提供されているため、普段より少し贅沢な気分で旅行を楽しめる点も嬉しいポイントです。新幹線での長距離移動では、途中でお弁当を広げたり、お菓子を食べたりといった楽しみもあるので、向かい合わせ席ならテーブルを共有してその時間をより豊かにできます。
家族でテーマパークに向かうときや、祖父母を含めた多世代旅行にもピッタリ。特に子どもは新幹線自体がワクワクする乗り物ですから、その中でみんなの顔が見える座席配置は旅の思い出作りにも一役買ってくれます。
会話しやすくて移動中も楽しい
向かい合わせの席は、とにかく「会話のしやすさ」が最大の魅力です。通常の縦並びの座席では、会話をするのに振り返ったり身を乗り出したりしなければならない場面も多いですが、向かい合わせなら自然に視線が合い、リラックスして話すことができます。
たとえば、学生時代の友人と旅行に出かけるときや、同じ趣味を持つ仲間とイベントに向かうときなど、共通の話題で盛り上がりたいシーンにはぴったりです。途中で景色を見ながら、「あれ見て!」と声をかけるような何気ない会話も楽しめます。
また、車内でカードゲームやボードゲームなどを持ち込んで遊ぶこともできるので、子どもも退屈せずに過ごせます。周囲に迷惑をかけないよう音量や動きには配慮が必要ですが、グループ同士で盛り上がれる座席配置として人気があるのも納得です。
他の乗客との視線が気になる?
一方で、向かい合わせ席には気になる点もあります。それは、見知らぬ人と向かい合わせになってしまう可能性があることです。グリーン車は指定席ですが、混雑時や1人で予約した場合、自分と知らない人が向かい合う形で配置されてしまうケースもあります。
このような場合、視線が合ってしまい気まずく感じることも。特にビジネスマンや静かに過ごしたい人にとっては、少しストレスになるかもしれません。また、マスクを外して食事をとるときや、リラックスした姿勢でくつろぎたいときにも「見られている感覚」が気になることがあります。
気になる場合は、予約の際に向かい合わせ席を避けて「進行方向向きの座席」や「窓側の単独席」を選ぶのがおすすめです。快適な移動時間のためには、自分のスタイルに合った座席を選ぶことが大切です。
足元のスペースと荷物の置き方
向かい合わせ席では、足元のスペースが通常よりも狭くなることがあります。特に4人で座る場合、足と足がぶつからないよう注意が必要です。斜めに足を伸ばす工夫や、なるべく荷物を座席上の棚に置くようにすると快適になります。
また、大きめのキャリーバッグを持っている場合は、車両の荷物スペースやデッキ部分の収納エリアを利用すると良いでしょう。足元に置くと通路の邪魔になったり、他の人の快適さを損ねる場合があるので、グループ内で声を掛け合いながら整理整頓を心がけるのがマナーです。
テーブルがないタイプの車両では、食事や作業をするときに不便を感じることもあるため、必要に応じてトレーや折りたたみ式のグッズを持ち込むのもおすすめです。
音やマナーに気をつけるポイント
向かい合わせ席は会話がしやすい反面、声のボリュームには注意が必要です。特にグリーン車は静かに過ごしたい人も多いため、盛り上がりすぎると周囲の迷惑になることがあります。小さなお子さんがいる場合は、おもちゃの音や大声に気を配りながら、静かな時間を心がけましょう。
また、食事をする際のにおいや、ゴミの片付けも大切なマナーです。飲食は可能ですが、強いにおいのする食べ物は避けたり、終わったらすぐにゴミ袋に入れるなど、周囲への配慮が求められます。
席を回転させるときにも、周囲に一声かけると好印象です。向かい合わせにする前に「失礼します」と一言添えることで、スムーズで気持ちのよい車内時間を過ごせるでしょう。
グリーン車で向かい合わせを予約する方法
えきねっと・スマートEXの予約方法
グリーン車の向かい合わせ席を確実に確保するには、ネット予約システムの活用がとても便利です。代表的なサービスには、JR東日本の「えきねっと」とJR東海・西日本の「スマートEX」があります。どちらも無料で会員登録ができ、スマホやパソコンから24時間いつでも座席予約が可能です。
えきねっとの場合、列車を選んだあとに「座席表から選ぶ」機能を使うことで、座席の向きや配置を自分で確認しながら予約できます。4人グループで向かい合わせにしたいときは、横並びの2席(A・B席またはC・D席)を前後で2組確保すればOKです。座席表を見ながら「ここを向かい合わせにしよう」と選ぶと、希望通りの配置にしやすくなります。
スマートEXでも同様に、座席表を活用して予約することで、向かい合わせができる位置を選ぶことができます。特にN700系など、座席が回転可能な車両では、予約の時点では前後を気にせずとも、乗車後に物理的に座席を回転させれば向かい合わせにできます。
予約後に座席変更もできるため、早めに確保しておいて後から微調整する方法も有効です。
駅窓口での伝え方とコツ
オンライン予約に不安がある方や、座席の詳細までじっくり相談したい方は、みどりの窓口など駅の対面窓口がおすすめです。希望の列車と「向かい合わせのグリーン席を取りたいです」と伝えれば、スタッフが適切な車両や位置を提案してくれます。
コツとしては、「○人で利用したい」「できれば車両の中央寄りがいい」「回転できるタイプの車両か確認したい」といった具体的な希望を伝えること。そうすることで、スタッフがより的確に条件に合った席を提案してくれます。
また、混雑状況や他のグループの予約状況もその場で確認できるため、向かい合わせにできる可能性が高まります。特に繁忙期は事前に希望通りの席が埋まりやすいため、できるだけ早めに相談するのがベストです。
空席状況の確認方法
向かい合わせ席を確保したいとき、まず確認しておきたいのが「空席状況」です。ネット予約サービスの「えきねっと」や「スマートEX」では、列車を選んだあとに「座席表」機能を使えばリアルタイムで空席がチェックできます。
さらに、「列車選択画面」でグリーン車の混雑度を色で表示してくれることもあるので、それを目安にして混雑の少ない便を選ぶと、向かい合わせの席を確保しやすくなります。平日のお昼や、始発駅から乗車する場合などは、比較的空席が多く、選択肢が広がります。
一方、祝日や週末の朝・夕方の時間帯は混雑が予想され、希望の座席を取るのが難しくなりがちです。できるだけ早く(乗車日の1ヶ月前の10時から予約可能)予約することで、選べる席が多くなります。
座席表の見方と向かい合わせの探し方
座席表を見るときのポイントは、隣接した前後の2席(例:6A・7A)が確保可能かどうかを確認することです。多くの新幹線では、グリーン車の座席配置が「2列+2列(A・B席 / C・D席)」の形になっており、この並びを活用して向かい合わせを構成します。
たとえば「6A・6B」と「7A・7B」を予約すれば、座席を回転させて4人用のボックス型にすることが可能です。座席表ではこれらの並びが視覚的に表示されるため、該当するペア席を見つけやすくなっています。
また、車端部(車両の端)よりも中央の方が足元スペースが広く、揺れも少ないため快適です。向かい合わせで食事や会話を楽しみたい場合は、中央寄りの並びを狙うのがおすすめです。
直前予約でも取れる可能性は?
直前にグリーン車を予約したい場合、向かい合わせ席を取るのは難易度が少し高くなります。特に4人で向かい合わせにする場合は、近接した4席がすでに埋まっている可能性があるからです。
しかし、列車によっては意外と空いていることもあります。特に平日昼間や地方区間を走る便では、直前でも予約できるケースが見られます。乗車日当日でも、スマートEXやえきねっとで空席を検索すれば、運良く向かい合わせにできることもあります。
また、どうしても向かい合わせにならない場合でも、到着後に隣席の乗客がいなければ座席を回転させて対面にすることも可能です。ただし、必ず周囲に確認し、迷惑にならない範囲で行いましょう。
ChatGPT:
向かい合わせ席を快適に使うための工夫
音や光を遮る便利グッズ
向かい合わせ席では、楽しい会話ができる反面、音や光が気になる場合もあります。特に長時間の移動では、少しのストレスも積み重なると疲れの原因になるため、快適に過ごすための「便利グッズ」を活用するのがおすすめです。
たとえば、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンは、車内の雑音をカットして音楽や動画を楽しみやすくなります。また、車内照明や日差しが気になる方には、アイマスクやサングラスも効果的です。外の光が強いときも視界が落ち着き、移動中にうとうとするのにも最適です。
お子さん連れの場合には、タブレット用のイヤホン分配器があると、同じ画面を見ながらそれぞれの音を楽しむことができて便利です。音量の調整や周囲への音漏れにも注意して、周囲に迷惑をかけない工夫を取り入れると、より快適な移動が叶います。
また、スマホスタンドや折りたたみ式のテーブルなどもおすすめ。座席によってはテーブルが小さかったり、位置が使いにくいことがあるので、自分に合った補助アイテムがあると快適度がぐんとアップします。
みんなが気持ちよく過ごすためのマナー
向かい合わせ席は、グループでの利用に向いていますが、公共の場であることを忘れてはいけません。たとえば、会話の声が大きくなりすぎていないか、食べ物の匂いが強くないか、座席を回転させる際に他の乗客に配慮しているかなど、基本的なマナーを守ることが大切です。
特にグリーン車は静かな空間を好む利用者が多いため、騒がしくなってしまうと他の人の迷惑になりかねません。会話のトーンは抑えめにし、笑い声が大きくなりすぎないよう注意しましょう。
また、向かい合わせにする際には、周囲に「席を回してもよろしいですか?」と声をかけることも重要です。車両全体の雰囲気を見ながら、自分たちだけでなく周囲の快適さも考えて行動すると、全員が気持ちよく過ごせます。
お子様連れにおすすめのアイテム
小さなお子さんと一緒にグリーン車を利用する場合、向かい合わせ席は非常に便利です。顔が見える距離に座れるので、安心感があり、移動中のケアもしやすくなります。とはいえ、子どもが退屈すると騒いだり泣いたりしてしまうこともあるので、移動中に活躍するアイテムを準備しておくと安心です。
おすすめアイテムには、以下のようなものがあります。
アイテム名 | 用途・メリット |
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タブレット端末 | 動画や絵本アプリで静かに遊べる |
お菓子・軽食 | 手軽に食べられて機嫌を保てる |
お絵描きボード | 音が出ないので車内でも安心して使える |
小型ブランケット | 足元が冷えるときや眠るときに役立つ |
静音おもちゃ | 音の出ないぬいぐるみや積み木で周囲に迷惑をかけずに遊べる |
これらをあらかじめ準備しておくことで、移動中も親も子も安心して過ごせます。また、おもちゃなどは周囲にぶつからないよう工夫して使うようにしましょう。
スマホやPCの使い方に注意
向かい合わせ席では、テーブルの位置や視線の関係でスマートフォンやノートパソコンの使い方にも注意が必要です。特に仕事をする場合や動画を視聴する場合は、画面が相手に丸見えになることもあるため、プライバシーフィルターを使うのがおすすめです。
また、音が出るアプリや着信音などは必ずマナーモードやイヤホン使用に切り替えてください。グリーン車は静けさを大切にする人が多いため、通知音ひとつでも不快に思われることがあります。
パソコンで作業をする場合には、キーボードの打鍵音が響かないように気をつけたり、長時間の使用で姿勢が崩れないようクッションや背あてを利用するのも有効です。向かい合わせ席でも、自分だけでなく相手のスペースや快適さを考えて使うことが、快適な移動につながります。
長時間乗車時の過ごし方アイデア
グリーン車での移動が2時間以上ある場合、向かい合わせ席でどう過ごすかをあらかじめ考えておくと、時間を有効に使えます。たとえば、ゲームやクイズを持ち込んでグループで盛り上がったり、読書や勉強の時間にしたりするのもおすすめです。
また、道中で食べるお弁当や駅弁を事前に買っておくことで、食事の時間も楽しいひとときになります。テーブルを共有してみんなでワイワイ食べるのは、まるでレストランのような感覚で思い出になります。
途中の停車駅で少し体を伸ばすなどしてリフレッシュするのも長時間移動のコツです。向かい合わせ席は座りっぱなしになりがちなので、軽くストレッチをするだけでも血流が良くなり、疲れにくくなります。
お互いが過ごしやすい空間を作るためには、少しの気遣いや工夫が大切。小さなことでも事前に準備しておくことで、長距離移動が快適な思い出に変わります。
グリーン車の座席選びで後悔しないために
向かい合わせが向いている人・向いてない人
グリーン車の向かい合わせ席は、確かに便利で楽しい座席スタイルですが、誰にでも向いているわけではありません。自分の旅のスタイルや性格によって、快適さが大きく変わるので、予約前にしっかりと「自分に合っているかどうか」を考えることが大切です。
向かい合わせ席が向いているのは、以下のような人です:
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家族や友人など親しい人と一緒に乗る人
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会話や一緒に過ごす時間を楽しみたい人
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お子様連れで目の届く距離に座っていたい人
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旅行中の食事や軽いゲームなどを楽しみたい人
一方で、向いていないのはこんなタイプ:
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静かに読書や仕事をしたい一人旅の人
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他人と向かい合わせになるのが苦手な人
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長時間移動中は周囲と関わらずリラックスしたい人
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足元の広さやプライバシーを重視したい人
このように、向かい合わせは「誰と乗るか」「どんな時間を過ごしたいか」によって大きく評価が変わります。旅の目的とスタイルに合わせて、最適な座席を選ぶのが後悔しないコツです。
静かに過ごしたい人へのおすすめ席
もしあなたが一人で静かに過ごしたいなら、向かい合わせ席ではなく、進行方向向きの窓側席を選ぶのがおすすめです。グリーン車の中でも、車端部や壁側の席は特に静かで落ち着いた環境が整っています。
また、「通路側の席」は乗り降りがしやすいメリットがある反面、人の移動や飲み物販売で落ち着かないことも。集中して読書や作業をしたい人は、なるべく中央ブロックの窓側を選ぶと、揺れも少なく快適です。
さらに、座席選びの際にチェックしたいのが「電源コンセントの位置」。多くのグリーン車では座席ごとに電源がありますが、一部の車両では壁側にしか設置されていない場合もあるため、スマホやPCを多用する人は座席位置にも注意が必要です。
景色重視?それとも会話重視?
グリーン車での移動中に何を楽しみたいかによって、選ぶ座席の価値は変わってきます。たとえば「きれいな景色を楽しみたい!」という人は、必ず進行方向左側・右側の景色情報を事前にチェックしておくとよいでしょう。
新幹線や特急列車には、名所や富士山など絶景ポイントが見られる区間があります。たとえば、東海道新幹線では「進行方向右側(西へ向かうとき)」に富士山が見えることで有名です。写真を撮ったり、景色を眺めながら過ごしたい人は、景色重視で座席を選びましょう。
一方で「話しながら楽しく過ごしたい」人は、やはり向かい合わせ席がベスト。車内でトランプや会話を楽しんだり、お弁当を一緒に食べたりと、移動時間そのものがレジャーになります。目的によって「見る」か「しゃべる」かを基準に席を選ぶと、満足度が高まります。
一人旅とグループ旅行で選び方は変わる?
グリーン車の座席選びは、一人旅とグループ旅行で全く異なる視点が必要です。一人旅では「自分の快適さ」「静けさ」「移動中の過ごし方」を中心に考えますが、グループ旅行では「全体での過ごしやすさ」「会話しやすさ」「荷物の配置」なども考慮する必要があります。
一人旅の場合は、前述したように窓側の進行方向向きの座席がおすすめです。特に移動中に景色を楽しみたい、読書をしたい、音楽を聴きたいという人にはぴったり。加えて、座席のリクライニングを遠慮なく使えるのも一人席の利点です。
グループ旅行では、人数に応じて座席配置を工夫することが大切です。3人なら横並び+前席1人、4人なら完全な向かい合わせ、5人以上なら前後に分けて2グループでの配置など、事前に相談して予約するとスムーズにまとまります。
実際に乗った人の体験談から学ぶこと
ネット上には、実際にグリーン車の向かい合わせ席を利用した人の体験談や口コミが多数あります。これらの声からは、リアルなメリット・デメリットが見えてきます。
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「子どもが退屈せずに過ごせたので大正解だった!」
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「景色が全然見えなかったのがちょっと残念」
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「知らない人と向かい合わせになって微妙な空気に…」
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「グループでワイワイできて移動も楽しい時間になった」
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「座席を回すときに後ろの人に気を使った」
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このように、利用者の声からは向かい合わせ席の実際の空気感や使い勝手を知ることができます。予約前にSNSやレビューを調べて、似たような旅のスタイルの人がどんな感想を持っていたかチェックしてみるのもおすすめです。
まとめ
グリーン車の向かい合わせ席は、家族旅行や友人とのお出かけにぴったりのスタイルです。顔を見ながら会話ができるため、移動時間も楽しい思い出の一部になります。ただし、静かに過ごしたい人や一人旅には向かない場合もあるため、自分の旅のスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
向かい合わせ席を確保するには、早めの予約がポイント。えきねっとやスマートEXを活用して、座席表を確認しながら選ぶと失敗が少なくなります。また、車内でのマナーや便利グッズの活用も、快適な移動時間を過ごすためには欠かせません。
旅行の目的や人数に応じて最適な座席選びをすることで、グリーン車での移動がさらに特別な時間になります。ぜひ、この記事を参考にして、最高の列車旅を楽しんでくださいね!