ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）では、パークオープン15分前に入場できる「アーリーパークイン」プランが提供されていましたが、2024年10月よりこのプランが廃止されます。
このプランはJTBを通じて特定のホテルに宿泊する際に利用可能で、多くの利用者にとってコストパフォーマンスの高い選択肢でした。しかし、残念ながらこのサービスは提供終了となります。
アーリーパークインの廃止に伴い、JTBでは新しい代替プランを提供する予定です。
2024年10月の新パンフレットに基づき、これらの新しい特典付きプランについて詳しく紹介します。
また、アーリーパークインが廃止に至った具体的な理由にも触れて、変更の背景を推察してみます。
JTBの新しいUSJアクセスプランの詳細
JTBの最新パンフレットによると、2024年10月から「アーリーパークイン」プランは見当たらず、その代わりに新たなプランが導入されています。
JTBが提供する新プランには、すべてのオプションにスーパーニンテンドーエリアの入場確約券が含まれています。これはUSJ訪問者にとって魅力的な追加特典です。
プランの種類は以下の通りです：
A. 基本プラン: スーパーニンテンドーエリア入場確約券付き。
B. パークよくばりプラン: スーパーニンテンドーエリア入場確約券とエクスプレスパス1枚が付いており、任天堂エリア外のアトラクションで利用可能。
C. ニンテンドーワールド大満喫プラン: スーパーニンテンドーエリア入場確約券とエクスプレスパス1枚を提供し、任天堂エリア内のアトラクションでの利用が可能です。
D. 2日間よくばりスペシャルプラン: AとBプランを組み合わせたもので、パーク2日間の利用が可能です。
さらに、宿泊プランにエクスプレスパスを追加するオプションも引き続き利用できるほか、有料でJTBラウンジを休憩スペースとして利用することも可能です。
これらのプランは、特にスーパーニンテンドーエリア（通称マリオのエリア）を重視して企画されています。
新しいUSJアクセスプランの利用日詳細
これまでの「アーリーパークイン」プランは宿泊日の翌日にのみ利用できましたが、
新しいプランでは利用日がプランによって異なるため、特に注意が必要です。
新プランの具体的な利用可能日と条件は以下の通りです：
- プランA（スーパーニンテンドーエリア入場確約券付き）：宿泊当日または翌日利用可能で、入場時間は11時から16時の時間帯に分かれています。
- プランB（エリア確約＋エクスプレスパス1枚）：翌日のみ利用可能で、公式ウェブサイトに記載の開園時間から1時間後まで、ニンテンドーエリア外のアトラクションでの使用が許可されています。
- プランC（エリア確約＋エクスプレスパス1枚）：翌日のみ利用可能で、同様に開園1時間後から、ニンテンドーエリア内のアトラクションでの利用が可能です。
- プランD（プランA+Bの組み合わせ）：宿泊当日または翌日利用可能で、14時から16時の間、ニンテンドーエリア外のアトラクションで利用できます。
エクスプレスパスが付いたプラン（BとC）は、特に利用日に注意が必要であり、公式サイトに記載されている開園時間の1時間後までという制限が設けられています。
これは、アーリーパークインプランの代わりとして設定されたルールであるため、ニンテンドーエリアへのアクセス前に他のアトラクションでエクスプレスパスを使用する計画を立てることが推奨されます。
ニンテンドーエリアを存分に楽しみたい場合は、プランCが最も適しています。
詳細はJTBの公式サイトでUSJの特典付き宿泊プランを確認してください。
JTBのアーリーパークインプラン終了の理由を推察
ユニバーサルスタジオジャパン（USJ）の公式スポンサーであるJTBが提供していた「アーリーパークイン」プランが終了する背景には、複数の理由が考えられます。
- ドンキーコングエリアの開設: 新しいアトラクションエリアの導入によるプランの再編成が行われた可能性があります。新エリアの開設は、入場戦略の変更を必要とするためです。
- USJの方針変更: パーク運営側の戦略変更により、特定のスポンサーに特別な早入り特典を提供するプランを見直した可能性があります。
- 他社からの反発: 他の旅行会社からのクレームがあったことで、すべての提携企業に公平を期すためにプランを終了したとも考えられます。
アーリーパークインプランは非常に魅力的で、多くの来場者がこの特典を目当てにJTBを選んでいました。プランによる早朝の入場が可能であったため、特に新エリアのオープンによる混雑を避けるための策としても有効でした。
プラン終了により、マリオエリアなどの人気エリアのフリー入場時間が延長されるかもしれません。これにより、整理券の発行時間の変更や、開園前の待機列がさらに早くなる可能性があります。
早朝からの開園待ちの増加や、全体の開園時間の繰り上げも予想され、訪問者はこれらの変更に注意する必要があります。
JTBの「アーリーパークイン」プラン廃止の概要と影響
ユニバーサルスタジオジャパン（USJ）で提供されていた、JTB独占の「アーリーパークイン」プランが2024年10月から終了します。このプランは利用者に15分早くパークに入場する特典を提供しており、多くの利用者から高い満足度を得ていましたが、その廃止は多くのファンにとって残念なニュースです。
新しいプランでは、マリオエリアへの入場確約券が含まれているため、整理券を取るプレッシャーや早朝の行列に並ぶ必要がなくなります。これは、特に時間に制約のある来場者にとっては大きな安心材料となるでしょう。
一方で、アーリーパークインの廃止により、早朝からの入場待ちが必要となるため、開園前の混雑は増す可能性があります。これにより、JTB以外の旅行会社でも宿泊予約を行い、早朝から開園待ちをすることで、競争に勝つことが可能となるかもしれません。また、この変更によって宿泊費用が節約できるというメリットも考えられます。
アーリーパークインの廃止は賛否両論を呼ぶ変更であり、今後のUSJの入場戦略と来場者の動向に注目が集まります。
